急性膵炎（きゅうせいすいえん）

  膵臓は三大栄養素に対するすべての消化酵素を持っている臓器であり、その臓器に炎症を起こしてしまった結果、膵臓が自身の持っている消化酵素により自己消化をされ、膵臓内部や周囲に炎症が拡がってくる病気です。2011年の全国疫学調査では年間60,000人以上が発症しています。

　男女により原因に差があると言われており、男性ではアルコール性が最も多く、女性では胆石が多いと言われています。約20％は重症であり、その致命率は10％と非常に高く、高度な病院での治療が必要となります。