健康診断で肝機能障害を指摘される方は近年増えております。肝機能障害には急に起こってくる急性のものと、ある程度の期間をかけて肝機能障害がある慢性のものがあります。以下にそれぞれの詳細について書いてありますので、ご参考になさってください。
受診される前に、以下のことを御確認いただけると大変参考になります。
①今回初めて肝機能障害を指摘されたのか、あるいは以前より指摘されているのか。
②アルコールは飲むのか、飲まないのか。飲むのであれば何をどのくらい飲むのか。
③健診の時期約1か月以内に服薬した薬があるか。あるのであれば名前も。
④ここ1年以内の体重変化と20歳のころからの体重変化。
⑤過去に手術・輸血、あるいは血が出るような歯科治療(抜歯・インプラントなど)を受けているか。
⑥過去に鍼治療をしたことがあるか。あるのであれば、いつ頃。
⑦入れ墨を入れたことがあるか。
⑧不特定多数との性交渉があったか。その中に肝炎の人がいたかどうか。
⑨禁止薬物や過去の集団予防接種のような注射針の使いまわしがあったかどうか。
⑩御家族に肝臓の病気の方がいらっしゃるか。