よしひさ内科クリニック|一般内科、消化器内科、内視鏡内科

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大腸癌

■大腸がんについて

よしひさ内科01
  以前は大腸ポリープ(腺腫)が癌化して発生するもののみと考えられていましたが、最近では内視鏡の進歩により胃のように正常粘膜から突然癌ができる場合・過形成性ポリープから発癌する場合・潰瘍性大腸炎などの慢性炎症の結果発癌する場合など、様々な経路によって発癌してくることがわかってきました。

  原因としては大腸癌の家族歴や既往歴があること、長期間経過した炎症性腸疾患、アルコール多飲、高脂肪食、肥満、運動不足、糖尿病、便秘、喫煙などが言われています。

 大腸癌は食生活の変化に伴い年々上昇傾向であり、罹患率は男性では第三位・女性では第二位・全体では第二位となっており、死亡率では男性では第三位ですが、女性では第一位となっております。全体でも第二位です。大腸癌は早期診断により五年生存率が90%程度であり非常に予後の良い癌です。
大腸がん罹患死亡率大腸がん罹患死亡率
  しかし、大腸癌検診である便潜血反応検査の受診率が低い上に、特に杉並区の対策型ガン検診では検査が陽性であった場合の要精険受診率が著しく低いことが問題となっております。

   大腸癌検診を受けた際は、陽性であれば再度検便をするのではなく、必ず下部消化管内視鏡検査を受けるようにしてください。そして、ポリープを治療して翌年は大腸癌検診ではなく必ず下部消化管内視鏡検査を受けるようにしてください。
よしひさ内科|原田院長
お問合せはTEL: 03-5327-5577
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