よしひさ内科クリニック|一般内科、消化器内科、内視鏡内科

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腎・尿管結石症

■腎・尿管結石症について

  腎臓・尿管・膀胱・尿道など尿の通り道に主にカルシウムなどの成分が析出して結晶となり石のようになる病気です。腎臓・尿管が多く(95~96%)、膀胱・尿道の方が少ない(4~5%)です。

 一般的に青壮年の男性に多く(女性の2倍程度と言われます)、脱水傾向となるため夏季や早朝に発症することが多いです。

 尿路感染症や長期臥床、膀胱カテーテルの留置などが原因となることがあり、一部の薬やカルシウムなどの代謝障害が原因となることもあります。

■症状について

よしひさ内科01
  症状は血尿と激しい疼痛です。部位によっては腹痛を訴えることもありますが、左右どちらかに偏った歩けないほどの背部痛を認めることが多いです。

  また、感染を併発することがあり、そうなると炎症による症状も認めることがあります。

■治療について

  治療は主に痛みに対して薬を服用することと、結石を排出させるために水分を多く摂取することとなります。大きさが10mm以下の結石であれば自然排出が期待できます。

  水分の量を気にされる方が多いですが、飲む量というよりは尿がおよそ2L以上でるように飲んでいただくことをお勧めいたします。一部の種類の結石に対しては溶かす薬もあります。
 
  飲み薬で改善しないようであれば、手術をする方法もあります。体外衝撃波や内視鏡を用いて結石を砕いてくる治療となります。
 
  一般的には泌尿器科が専門の病気となりますが、腹痛・背部痛を主訴に内科へ受診される方も多いです。多くは突然に発症するため、急に泌尿器科を受診することは少なく、かかりつけや近所の内科を受診することがあるためです。

  必要に応じて、専門医の受診が必要となることもございますが、まずは一度ご相談をされてみてください。
よしひさ内科|原田院長
お問合せはTEL: 03-5327-5577
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