よしひさ内科クリニック|一般内科、消化器内科、内視鏡内科

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膀胱炎(ぼうこうえん)

■膀胱炎(ぼうこうえん)について

よしひさ内科01
  膀胱炎は下腹部にあり尿をためる臓器である膀胱に炎症が起こる病気で、ほとんどが細菌感染によるものとなります。

  主な症状は頻尿(尿が近くなること)・排尿時通(排尿の最後に尿の出口に痛みがある)・残尿感(排尿しても尿が残っていてトイレへ行きたい感覚があること)です。尿が白く濁ったり、目に見えて血が混ざることもあります。熱が出ることはほとんどありません。高い熱が出る場合は感染がさらに奥に進み腎盂腎炎になっている可能性があります。

  一般的には男性よりも女性の方が膀胱炎になりやすいです。その原因は、男性と比べると女性の方が尿道(膀胱から尿の出口までの管)が4~5cmと短いことと、尿道の出口と腸の出口である肛門が近いことが挙げられます。これは原因となる菌の多くが自分の腸の中にいる腸内細菌であることからです。
膀胱炎
  通常、膀胱内に細菌が入ってきただけでは免疫能と排尿による流れにより感染が成立しないような働きがあります。しかし、トイレを長時間我慢してしまったり、冷えてしまったり、ストレスなどで免疫力が低下すると発症しやすくなります。

   予防としてはできるだけ水分を摂りしっかりと尿の流れを付けておくことや、冷やさないこと、ストレスをためないことなどになります。

   それでも感染して症状があるようであれば、受診していただき、菌の種類に見合った抗生物質を服用するとともに、しっかりと水分を摂っていただくこととなります。抗生物質をもらった場合は、症状が取れたからといって中途半端に服薬を中止してしまうと、菌が残ってしまい再発を繰り返すこととなるので、もらった日数はしっかりと服用するようにしてください。
よしひさ内科|原田院長
お問合せはTEL: 03-5327-5577
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